台中生活

もう一羽増えたよ

先週の日曜日久しぶりに3人でお出かけしました。
彼女のお店の若い子達が仕事に慣れてきたので、一番売り上げが見込める日曜にあえて店長である彼女が休みを取りました。
ここ一ヶ月休みなしで働いた彼女に
「どこに遊びに行きたい?」と聞いたら
「鬼太郎が見たい」と。
「鬼太郎?」
今台中の国際展演館(台中火車站附近)で「 鬼太郎妖怪楽園」というイベントをやっていてそれに行きたいらしい。
お昼前に彼女の友達と「台中肉圓」(ここの肉圓は油っぽくないのでとてもおいしい)で待ち合わせ。みんなで肉圓を食べた後鬼太郎を見に行く。
この鬼太郎妖怪楽園はなかなか面白くて色んな妖怪を紹介している。
彼女から「この妖怪は日本語でなんて言うの?」って何回も聞かれたが、僕は小学校の時に近所の図書館で漫画を読んだ以来だったのでうまく答えられなかった。それにしても日本中にたくさんの妖怪がいるものだと感心した。
館内は家族連れと恋人達でとても賑わっていた。この日も30度を超えていたが多くの人が鬼太郎に会いにきていたのだ。
鬼太郎の後台中の新名所「宮原眼科」に行ったが、すごい行列でこの炎天下の下待ち続けるのは不可能だと感じ、近所のビルに逃げ込んだ。この「宮原眼科」については後日遊びに行った時にまたブログで書きます。
夕方太陽が沈みかけ始めた頃僕らは移動して鍋屋に行って夕食。
食べ放題の鍋屋で野菜をたらふく食べた。最近台風の影響で野菜の値段が高くなり、普段食べている弁当などの野菜の量が減り、栄養バランスよくないなあと思っていたところだったので丁度よかった。
夕食を終えて彼女の友達と別れてから僕らは車で市内をぶらついた。
彼女が久しぶりの休暇でまだ帰りたくないというので、なじみのペット屋に行った。
お店はシャッターを下ろすところだったけどラオバンが中に入っていいよというので中に入れて頂いた。
この店のラオバンとは知り合って2年になる。家にいる二羽はみなここで育って僕の家に来たのだ。
店の手前にはすでに大きく育った鳥たちが飼われていて、店の奥には生まれたての雛や生後わずかの小鳥たちがピーピー鳴いていた。
僕らは店内に入ってすぐに緑色の小鳥が目に入った。店のカウンターの上で彼らは元気よく羽をバタバタ動かしていた。
二羽とも生後間もないらしく毛がまだ揃ってない。歩き方もぎこちない。
隣の彼女をチラッと見てみると目をキラキラさせながら二羽の雛を眺めている。
僕は悪い予感がした。
そのうち彼女はラオバンに抱いていいかと尋ね。二羽とも抱いた。
二羽とも生後一ヶ月だが、片方の雛のほうが毛並みが良い。なんでももう片方より二日ほど早く生まれたらしい。
たった二日でここまで成長が違うのかと驚いたくらい見た目が違う。
急に僕の携帯が鳴った。停車した場所が人の家の前だったので電場番号を残しておいたのだった。
案の定移動してくれといわれて、僕は車のところに戻った。
違う場所に車を移動させてお店に戻ったら、彼女がどの子を連れて行こうかという話になっていた。
やはりそうなったか.....
彼女は僕の所持金を聞いてきた。二人の財布の中のお金を全部かき集めてなんとか一羽が買えた。
僕たちにとって雛を飼うのは初めてだ。まだ自分で餌を食べられないのだ。
僕は普段は会社にいるので世話ができないが、彼女はなんとか世話ができるので購入を決めた。
これで僕の家と彼女の家に小鳥が二羽ずついる。
家の中がさらに賑やかになるだろう。
今僕は会社が終わると直接お店に出向きこの新しい家族に餌を与えているのだ。
僕たちの新しい挑戦が始まる。賑やかなのは良いことだ。
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この子は生後一ヶ月だけど家の小鳥の中で一番大きいのだ
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初めての挑戦です

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