以前から使っていたノキアの携帯の調子が悪くなって、どうしようかな〜って思っていた時に彼女から「とりあえず使ってみなよ」と言われて貸してもらった携帯。
AraTopという知らないメーカーでまともに使えるのか疑問に思いながら使ってみることに。
彼女のお店(リサイクル店)はお客様が買い換えて要らなくなった携帯が結構展示されています。
どれも一世代、二世代前の携帯ばかりがガラスケースの中に展示されているのです。
携帯は電話さえ掛けられればいいんですよね!
なんて思っていたらこの見知らぬメーカー携帯(新品)はなんとAndroid仕様なんですね。びっくり。
ついにスマートフォンデビューです。
スマートフォンを所有するなら家の環境も変えなければと思いパソコン屋に行って無線ルーターを購入。
BUFFALO製で一番安いルーターを購入。(599元=約1600円)お試しなので安いスペックでOKです。
早速愛用のmini Macの間にルーターをつなげて設定開始!
付属のディスクの中の起動ソフトはちゃんとWindowsとMacで分かれているのですが、説明書がWindows中心で書かれていて役に立たない。
なんとか設定が終了して無線LANが起動を始めたのですが、ブラウザが契約しているケーブル会社のページしか表示しません。
スマホの画面もケーブル会社のページが表示されている!
それから何時間もひたすらパソコンと格闘。
色々とケーブル会社のシステムをいじくってみると「パソコン・無線LANカードを変更」という場所があり、をクリックして自分の会員ID(會員編號)とパスワード(密碼)を入れてみるとエラーが出て、「何か分からないことがあったらここに電話してね」というメッセージが出たので翌日ケーブル会社に電話をした。
お昼にケーブル会社のコールセンター(客戶中心)にかけてみたら、電話先のお姉さんが
「ウチはセキュリティーがしっかりしているのでお客様がトラブルに遭わないように色々と制限しています。」とのこと。
自分のパスポート番号、携帯番号、住所、本名等、色々聞かれて
「お客様の情報を確認できましたのでもう一度同じ会員ID(會員編號)とパスワード(密碼)をシステム上で入力してください。」
「これからパソコンやルーターを買い換える度にわざわざこうやって再登録しないといけないわけ?」
「今後は手続きしないでも大丈夫です」って本当かな?
その日の夜、家でまたパソコンと格闘。
なんとか再入力ができてルーターが正常に動き始めた。
台湾に来たばかりの頃は学生用のワンルーム(套房)に住んでいたのでインターネットは部屋の壁からニョロっと出ているケーブルをパソコンに繋げるだけで済んでいたけど、アパートに住み始めてからケーブルテレビとケーブルネットを契約していた。
台湾人はテレビが大好きなので100個のチャンネルが楽しめるケーブルテレビ(第四台)は必須である。それに付随してケーブルインターネットをセットで売り込んでくるのだ。
僕は普段テレビは見ないので今回契約した時はインターネットだけ手続きしたら
「え!ケーブルテレビを見ないの?だったら工事料は頂きますよ」と言われた。
つまり皆無条件でテレビとネットを契約して毎月決まった固定料金を払い続けているのだ。(相場(個人の経験から)毎月:ケーブルテレビ代=500元/ケーブルネット上がり3M=300〜400元)
そして今回のケーブルネットのシステムとコールセンター(客戶中心)の反応。(電話が全然つながらない)
なんか理不尽を感じた。僕がまだこの社会に馴染んでいないのか、またこういうシステムがまかり通っているのを皆何も疑問を感じていないのかわからない。
僕の住んでいる所はかなりローカルなんで選択肢が少ないのも原因なんですけどね。
今でもブラウザを起動すると必ずこのケーブル会社のシステム画面から始まるのだ。
何かとても違和感を感じてしまう…..
台湾のケーブルインターネットについて一言!