先日台中美術館辺りを歩いていた時に、建物と建物の間に中に入れる空間があることに気づいて入ってみると。
映画のセットみたいな空間に出た。
なんか活気があるぞ。
何人かの人が道の上にシートを広げてモノを売っている。僕は興味津々でジロジロ見ていた時だ、一人の男性が人懐っこい顔で僕に話しかけてきた。
「你好!」
彼の名前は「王璞」。台南からわざわざ台中まで来て、路上にシートを広げて物を売っていた。彼は毎週場所を変えながら自分が好きなモノを販売しているのだ。今回彼の仲間達も皆家から使わないものを持って来て各自販売していた。彼らのスペースだけがまるでフリーマーケットのようになっていた。
「王璞」の仲間である一人の女性は自分の所有している服をシートに並べて販売していた。彼女は普段は会社勤め。今回友達と一緒にシートを広げて、自分が以前購入して着ない服を売っていた。普段の生活では体験できない事をここでは体験できると嬉しそうに話していた。
フリーマーケットエリアの側で一件の屋台が食べ物を販売していた。
屋台を経営しているこの彼女は「自然食」をテーマにした食品を屋台で販売している。
彼女が作った「手作りポテトチップス」を試食で頂いた。ヨーグルトソースをつけて食べると美味しいと勧められ食べてみたら本当に美味しかった。
ちょっと歩いて面白そうなお店を見つけた。
看板に「ボードゲーム空間」と書いてある。
お店の外観はとても綺麗に装飾してある。
中に入ると狭い空間に海外のボードゲームが並んでいる。
狭いけど独自の雰囲気があって面白い店だ。
ここのトイレはなぜかカラフルに塗装されていて芸術的なものを感じる。
ここの空間は一体どんなところなんだろう・・・。
ちょっと歩くとコーヒーの香りがした。
何人かの人がコーヒーを飲んでいるらしい。
この店は壁が無いのだ。外から店の中が丸見えだ。
お店のご主人みたいな人が道の上にテーブル(コーヒーカップの形をしている)を置いてそこでコーヒーを淹れている。
若い店の主人は僕がカメラを構えていると
「写真を撮る時は僕に先に言ってから撮ってね」とさわやかな声で答えた。
僕がカメラを再度構えると彼はコーヒーを淹れる仕草をしてくれた。サービス精神旺盛である。
珈琲屋を後にして僕はこの映画のセットみたいな街を歩く。
この街の天井は屋根に遮られているので日があまり差し込んでこない。しかも風通しが悪いので蒸し暑い。
またおしゃれと言うか、奇妙な店(?)を発見。
お店の中を覗くとインテリアを販売しているお店のようだ。
何人かの人が熱心に並んでいるインテリアを見ていた。
小さい家が所狭しと並んでいるこの空間。
近くには台中美術館があって、ちょっとお高めのレストランがたくさん並んでいる通りの中にこんな異質な空間があるなんて。
小さいけどちゃんと廟もある。
台湾ぽくない空間だが、ちゃんと台湾らしくしているのが可笑しい。
路上ではまだ彼らが熱心に自分達が好きなものを売っている。
そうかここは若者達の作り上げた空間なのだ。
皆自分が好きな事をやって一生懸命自分を表現しているのだ。
ここもそうなんだろう。奇妙なトイレがあったり、何かを映写して自分の作品を表現しているのだ。
先ほど出くわした「王璞」が誰かと話をしている。
彼は僕の存在に気づき、話をしていた彼を僕に紹介してくれた。
紹介してもらった彼も若く23歳だという。道の上にテーブルを置いてアクセサリーを販売している。
王璞が
「彼はタロット占いが得意なんだよ。よかったら見てもらえば。」
とこの若い男性の特技を紹介した。なんでも彼は13歳の時からタロットを研究していて、一回50元だと言う。
僕はここで出会う若い子達はみんな面白いなあと思って、その勢いに乗って占いをしてもらった。
タロット好きの青年がどんなことを占って欲しいのと聞いてきたので、思わず僕は自分の将来について占って欲しいと話した。
彼はごく自然にカードを切り、僕は彼の指示通りにカードを3枚引いた。
僕が引いた3枚のカードが示すものは、僕が現在悩んでいる事をズバリと当てた!
内容は僕の欠点でもある「人との交流」をもっと積極にするべきだとカードは示している。
今まで付き合ったことのないタイプの人とも積極的に交流するべきだと言ってくれた。自分の痛いところを突かれた気分になった。
この彼の本業はアクセサリー販売で今度小さいお店を出すんだと楽しそうに話してくれた。
ここで出会った青年達はなんとも小気味良い人間ばかりだ。皆自分のやりたいことがあって、情熱を持ってそれに打ち込んでいるのだ。そんな情熱あふれた空間に僕は魅了されてしまった。
僕は早速iPhoneを使って彼らとFacebook上で友達になった。こんな手軽さも彼ら若者の特権だ。
王璞がFacebookでこんなことをつぶやいていた。
「やっぱり僕は台南でやっていく。ここ(忠信市場)の一棟の家賃は5000元と破格なんで迷ってしまうけど」
その言葉を読んで僕は驚いた。ここは昔は市場で今は廃墟になっているのだ。しかも一棟の家賃はひと月5000元と破格の値段だ。先程も述べたけどこの付近は台中では人気がある通りで外観が見事なレストランがたくさん並んでいるのだ。
なるほどそれで多くの若者がここで自分を表現しているのだと。ひと月5000元なら会社勤めでもなんとか払っていける額だ。
この不思議な空間の出口を出たら美術館が見えた。彼らは良い場所に恵まれている。
また週末にここに来て彼らの情熱に触れてみたいと心から思った。
忠信市場
台中市西區五權西路一段67號
[map addr="台中市西區五權西路一段67號" width="100%" height="300px"]前幾天我在台中美術館那邊走路時,發現一棟建築與建築之間有入口
我進去裡面就看到很熱鬧的空間,這空間很像拍電影時做出的假裝街頭
幾個人在入口附近擺攤賣東西,我興致勃勃地看他們時,一個男生突然和我說話,「你好!」
他的名字叫「王璞」,他從台南過來台中擺攤,他說他每個週末全台不同的地方跑來跑去擺攤,那天他的朋友也來這裡參與擺攤,他們擺攤的空間很像跳蚤市場相當熱鬧。
王璞朋友的其中一個女生擺攤賣衣服類,她是一個上班族,這次和朋友一起參加擺攤賣自己喜歡的衣服,她有點興奮地說在這裡擺攤能夠拿到向來沒有感覺到的體驗
擺攤地區附近有一個小攤販賣食物
經營這小攤販的女生賣的食物都是和「自然食材」有關的,她提供免費的試吃品,我試吃他提供的「手工蔥洋芋片」很好吃!,沾優格醬更好吃!
接著逛街,我看到一家擁有獨特風格的店,看板上寫著「桌上遊戲空間」
這間店的外觀很好看
我進去店裡面,雖然店裡的空間不大,但空間中的桌上,牆壁上與架子上都擺桌上遊戲,蠻有趣的地方
這裡的洗手間又特色又有藝術性,這裡到底是什麼地方?
離開洗手間後,聞到咖啡的味道,往有咖啡味道的方向走,看到一間咖啡館
這間咖啡館沒有牆壁,所以從外面看得到店裡
咖啡店的老闆將咖啡杯形狀的桌子擺在路上泡咖啡!
年輕的老闆看到我拿相機拍照的樣子,就和我說
「你要拍照時,請先和我說一聲,」
我準備拍照的時候,老闆開始泡咖啡,讓我拍他泡咖啡的樣子,他也很幽默的人
我再繼續逛街,我發現這裡有天花板,因此陽光較少,而且一點都沒有通風,非常悶熱
看到一間又風尚又有獨特氣氛的店
這間店賣裝飾品,看起來店裡的氣氛蠻不錯,難怪幾個客人進去認真看裝飾品
這空間裡的小房屋都擠在一起,沒想到在台中市區有這麼奇妙的地方
這裡還有一間廟宇,剛進來這空間時我覺得這裡不像台灣的感覺,但一看到一間廟宇就感覺到這裡是台灣
很多年輕人在路上擺攤認真賣東西
我終於瞭解,這空間是由他們創造的青年街頭,他們拚命做自己喜歡的事而表現自己
這間房屋也是,為了表現自己佈置自己創造的作品
剛才遇到的「王璞」,他和一個男生聊天
他們發覺我的存在後,「王璞」介紹他的朋友
王璞的朋友是住台中的年輕人23歲,他也擺攤賣小裝飾品
王璞說「他會搭羅牌算命,如果你有興趣試看看!」
王璞的朋友,他是從13歲的時候開始研究搭羅牌,一次算命只要50元而已
我覺得在這裡認識的年輕人都很有趣,所以我決定請他算命
他問我「你想透過算命想知道什麼?」
我回答「在工作上的自己的將來」
他洗牌完後,按照他的指示我挑選三張牌
他看我挑選的三張牌後,他與我說現在我身上的問題和我個性上的問題,他的算命內容使我驚訝!,都很準!
我的缺點就是「人際關係」,他建議我要多相處從來沒有交流過的人,培養自己的人際關係,才會可拿到工作上的成功
算命結束後,我和他聊天,他有點高興地說幾個月後他在台中要開小店
我在這裡遇到的青年都是又幽默又有熱情,他們都拚命地做自己喜歡的事情,這種熱情的年輕人創造的空間讓我很感動
我和他們就用自己的智慧型手機在Facebook上加入朋友,與像他們年輕人交流使用iPhone很方便
王璞在Facebook說
「還是先留臺南好了,好可惜忠信市場內有全棟五千的房租耶」
看到他寫的留言,我嚇一跳!這空間之前是菜市場,而且現在市場內的房租費只有五千元而已,太便宜吧!
這裡附近有台中美術館,美術館對面的綠園道旁邊都有高級餐廳,這邊附近的一棟房屋只要五千元可租,怎麼可能?
難怪很多熱情的年輕人來舊市場租房屋表現自己,一個月五千元的房屋的話,上班族也可租
從出口走離開舊市場,就看到台中美術館,這地點真的很好
如果你對年輕人創造的空間有興趣的話,就來這裡看看,你可接觸他們的創造熱情
忠信市場
台中市西區五權西路一段67號
[map addr="台中市西區五權西路一段67號" width="100%" height="300px"]
若い情熱でよみがえる旧市場(忠信市場)