今回は台湾とは関係ないのですが、毎日欠かさず閲覧しているサイトがあります。それは読売新聞にある「人生案内」のコーナーです。
実家は読売新聞を取っていたので、学生の頃からスポーツ欄とセットで読んでいました。
インターネットのおかげで新聞を取らなくても、台湾で生活していても毎日「人生案内」を読めるんだから良い時代になったと思います。
色んな年代の方がこの「人生案内」に投稿して自身の悩みを打ち明けているのですが、これが結構自分にとっても役に立つことが多いのです。
質問に答える回答者の方たちは皆、人生経験が豊富で、毎回見事な回答をしていて感心してしまいます。他人の悩みに対して納得してもらう回答を出すのは並大抵ではないと思います。
これは僕の趣味なのですが、素晴らしい回答がある時はメモして机に貼ってます。今ではたくさんのメモであふれています。
最近の回答で心に残ったのは5月10日の回答の一部です。
「孤独は、もう一人のあなたです。いったん胸に棲み着いたからには、多くの人と楽しい時間を過ごしたとしても、結婚して所帯をもったとしても立ち去ることはありません。あなたの心で育ち、あなたを強くします。」
台湾に来てから、孤独を感じることが多くなり、どうやって孤独と向き合えばよいのか分からず、悩むことが度々ありました。自分の場合は運動をすることで寂しさを紛らわしていたのですが、今回の回答の言葉で孤独とはそういうものなんだと改めて考えさせられて目からウロコが落ちました。
今まで悩んできたことも無駄ではなかったのだと思えたら、気分が和らいできました。
こういう言葉に出会えるのが「人生案内」の魅力だと思います。みんな一日一日一生懸命生きている中で、色々な悩みを抱えている。一つの回答が多くの人の心を和らげることができるなんて素敵だと思います。
それと最近これも読売新聞からですが、「大手小町」の中で素敵なトピックをみつけました。500以上のコメントがあり、どれも素敵な文章なので、心が温まります。人によって見方が違うと思いますが、おすすめです。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0419/309359.htm?g=01
人生案内