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納税の季節が到来!台湾の確定申告に行ってきた!

5月1日がメーデーで会社が休みだったので国税局に行って納税(確定申告)の手続きをしてきました。
毎年この季節になると憂鬱になります。
 
台湾の納税(所得税)は日本のような年末調整制度がないので、毎年5月の1ヶ月間の期間内に国税局に行って手続きをしなくてはなりません。
納税義務があるのは台湾に183日以上(台湾居住者とみなされる)滞在している外国人が対象になります。
 
5月1日から始まる確定申告。午前中に必要な書類を揃えて沙鹿の国税局に行って来ました。
国税局は普段は平日しか開いてないので、会社に務めている人達はこういう行事(労働節)を利用して来られるのでしょう。それにしてもバイクが多いこと。

国税局の中は多くの人で賑わっていました。

皆さんここで書類を記入しています。

僕は外国籍なのでこの「外僑所得稅」のコーナーで手続きをします。たぶん沙鹿に住んでいる外国籍の人は多くないのでしょう。待たずに済みました。

この「外僑綜合所得稅收件櫃台」というカウンターで手続きをします。

今回僕が用意した資料

* パスポート
* 居留書
* ハンコ(台湾で作ったもの)
* 会社で発行された全所得額が書かれた書類(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)
* 101年度の所得税申告書
* 所得税額振込用紙(結算稅額繳款書)
パスポート、居留書、ハンコ

会社で発行された全所得額が書かれた書類(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)

101年度の所得税申告書。事前に記入できる所は記入してます。

カウンターで人の良さそうな中年女性に上記の書類を渡して計算してもらいます。
さすが手慣れたもの、電卓片手に申請書に数字を書いてくれます。去年までは台中市で納税していたのですべてパソコンで計算され、プリントされた書類を頂くだけでした。でもここは沙鹿、そんなハイスペックな機器はありません。
すべて手書き。
 
計算して頂いた書類を確認。
所得の欄に会社名と会社の統一編號と僕の所得額。

所得額からまず「免税額」を決めます。一般人の免税額は82000元。70歳以上は123000元が免税されます。

「控除額」の計算。1行目は納税義務個人で76000元。その他に財産交易損失、給与所得特別控除、備蓄投資特別控除、心身障害特別控除などが計算されます。僕は「給与所得特別控除」で104000元控除されます。
控除額の合計が76000元(納税義務個人)+104000元(給与所得特別控除)=180000元

上記で計算された「免税額」と「控除額」を全所得から引きます。
688500元(全所得)-82000元(免税額)-180000元(控除額)=426500元
この426500元が「課税所得金額」になります。

免税額と控除額を引いた額から収入額によって決まったパーセンテージで計算されます。
僕は50万元以下なので「5%」です。
ちなみに50万1元〜113万元の所得なら「12%」、113万1元〜226万元なら「20%」、226万1元〜423万元なら「30%」、423万以上は「40%」と決まってます。
426500元 x 5%=21325元が101年度の所得税額になります。

最後はこの用紙を銀行に持って行って振り込めはOKです。銀行でハンコをもらって用紙を国税局に持って行って提出すれば完了!

まとめ

確定申告の手続きは年々スムーズになってきています。以前僕が住んでいた大里ではその場で計算させられたりしましたが、今ではネット上でも申告できるようになりました。僕は大事な手続きは自分の目で確認したいのでいつも出向いています。毎年5月末に多くに人が押しこむ国税局。まだ済んでいないのならお早めの手続きをオススメします!

5月1日的勞動節,我一大早去沙鹿的國稅局繳稅,每年這季節讓我頭痛!
台灣的繳稅制度和日本的「年末調整制度」不一樣,每年5月要去國稅局繳稅
居留台灣183天的外籍人(有工作)必須繳稅(不含留學生)

台灣5月1日開始繳稅,勞動節那天上午我帶需要的資料去國稅局,因為一般上班族在平日不能去國稅局,所以大家利用放假去繳稅,國稅局門口有很多機車

國稅局裡有很多人

大家在這裡填寫資料

我是外籍所以我在「外僑所得稅」手續,我覺得居留沙鹿的外國人不多,我不用排隊

外籍人在「外僑綜合所得稅收件櫃台」要繳稅

這次我準備的資料

* 護照
* 居留證
* 蓋章
* 全所得金額寫著的(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)
* 101年度綜合所得稅結算申報書
* 在銀行繳稅的(結算稅額繳款書)

護照,居留證,蓋章

全所得金額寫著的(各類所得扣繳暨免扣繳憑單)

101年度綜合所得稅結算申報書

上列資料都交給櫃台的小姐,她幫我計算課稅金額,看起來她很有經驗,她邊打計算機邊在申報書上填寫金額
去年我去台中市區的國稅局時,櫃台的打工學生幫我打電腦計算課稅金額,但沙鹿國稅局沒有那麼科技設備,都是用手寫
櫃台小姐寫好的申報書還給我,我確認今年度的課稅金額
所得項目裡有寫公司名,統編和我的所得額

免稅額項目,一般人的免稅額是82000元,如果納稅義務人年滿70歲的話,免稅123000元

扣除的項目,納稅義務個人是76000元,其他有財產交易損失,薪資所得特別扣除,儲蓄投資特別扣除,身心障礙特別扣除,我還有薪資所得特別扣除=104000元可扣除
扣除額是76000元(納税義務個人)+104000元(薪資所得特別扣除)=180000元

全所得額減剛才算好的免稅額+扣除額
688500元(全所得)-82000元(免税額)-180000元(扣除額)=426500元
426500元就是所得淨額

稅率是每個人的收入額來決定,我的所得淨額是50萬以下,所以「5%」,如果50萬~113萬的話「12%」,113~226萬的話「20%」,226萬~423萬的話「30%」,423萬以上都是「40%」
426500元 x 5%=21325元 就是今年度的所得稅額

最後帶「結算稅額繳款書」去銀行繳錢就好

心得

我覺得這幾年繳稅手續有進步很順利,幾年前我住大里的時候,我在大里國稅局櫃台國稅局人員讓我計算,那時候我的中文能力不夠好,和人員溝通不順花很多時間,現在在網路上可申報很方便
聽說每年5月底很多人去國稅局大排長龍,如果你還沒去繳稅,早點去較好!

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