自転車日記

阿里山の大会に参加しました

ロードバイクを購入して早2年3ヶ月。今回初めて大会にエントリーしました。ここ数週間、台中近辺の山を登ってきましたが、今回の阿里山が一番距離がありしかも標高が一番高いのです。
今回は自転車の師匠でありますSさんが誘ってくれたので有難かったです。しかも当日は車で大会会場まで運んでくれて、帰りはゴール地点で待っていてくれました。しつこいようですが本当に有難かった。
先週は一人で下見に行き、嘉義駅からゴール地点まで行って、それからまた駅まで帰ったのですから。それに比べたら今回はとても楽でした。
大会は7時半からスタート。まずはエリートクラスがスタート。それから10代、20代・・・と分かれてスタートします。30代は今回は93人。みんなゼッケンは300番台でした。
スタート地点から山の麓まではパトカーが先導してくれます。7キロほどゆっくりと進み、麓についてから皆一斉にペダルを踏み始めます。
僕もつられてみなと一緒にハイペースで進んでしまいましたが、300メートルほど登ると息が上がってきてサイコン(サイクルコンピューター)の心拍表示は190を超えてます。もう無理!ここでペースの調整をし始めました。
阿里山のコースは長丁場です。最初の山が標高1200メートルくらいで、その山を越えるとアップダウンが30㎞くらい続きます。それから最後の山を600メートルくらい登ってゴール地点に着きます。
天気は割りと涼しく順調に最初の山を越えました。それからアップダウンを少しスピードを上げてこなしていきました。師匠のSさんやいつもお世話になっている牧野の周さん(自転車屋のラオバン)から前日から飯を多めに食べておけ!と言われていて前半は何も補給なしでいけたのですが・・・スタートして1時間半くらい経つと小腹がすきはじめてポケットに入れたバナナやチョコバーをペダルをこぎながら食べ始めました。
初めて大会に参加して始めて自転車に乗りながらモノを食べました。バナナは食べやすいけどチョコバーは少し食べにくくて、羊羹もポケットに入れていたけど食べにくいのでウイダーインゼリーなどでお腹を満たしました。この日のポケットは食べ物で膨れ上がっていたと思う。
ある下り坂で観光バスの集団と出会いスピードが出せなくてしかもチェーンが外れてしまうアクシデントが。あせって自転車を降りたためクランクの歯が足に引っかかってしまい、まるで猫の爪で引っかかれたような傷がついてしまった。さらに下り坂でボトルが落ちて中の飲み物がこぼれてしまうアクシデントもあり後半はボロボロ。
残りの体力を搾り出して最後ゴールまで辿り着きました。ゴールラインを超えてしばらく座り込んでしまって動けなかった。足がプルプル震えてました。
大会の余韻も無くSさんたちは自転車を車に入れ始めすぐに下山。帰り道はすごい霧がかかっていて運転が大変そうでした。途中何人かのまだゴールしていない人達とすれちがいました。山の天気は変わりやすい。みな無事でゴールまで進んで欲しい。
2日後の月曜日。インターネットで参加者の結果が発表されました。僕は3時間32分41秒。35-39歳の中で93人中33位でした。
自分では初めての参加だったので今回のタイムはまあまあ納得していたのですが師匠から「今回自分の力を発揮できた?」って聞かれて何も言い返せなくてまた頑張りますとだけしか言えなかった。
この3時間32分41秒の間ずっと苦しかった。一度も休憩を取らなくて、どこかで休憩したいしたいとずっと思っていながらそのまま走り続けた。くじけないで走りきれたのが嬉しかった。その思いがあるからまた次もがんばろうって気になる。また一日一日練習していこう。
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