iPhone,iPadのある生活

日本経済新聞から台湾を視る

昨日と一昨日の2日間限定で「日本経済新聞」が無料でiPadで見ることができました。
台湾生活が長いので久しく日本の新聞、特に日経を視ていませんでした。
 
 
さすがに日本のサラリーマン必須の新聞。情報量が他紙と違います。
この2日間の記事で台湾関連記事もいくつかありました。
 
 
気になった記事をご紹介します。


1,台湾企業に中国から出資
業績不振の台湾企業が中国企業から出資を受けた記事です。今回の記事では台湾のLED製造会社とお菓子メーカーが中国企業から出資を受けています。
台湾企業からみれば出資を受けて中国市場の開拓や経営の立て直しを図りたい所ですが、同業界の意見では中国(大陸)の出資を受けることで台湾の技術の流失や今後台湾が中国に吸収される架け橋になってしまうのではと懸念されています。台湾の同業界からは「なぜ台湾企業と組まなかったのだ」という意見が出ているのはもっともですがこれも世の流れだと思います。
 
 
台湾政府は今まで中国大陸からの資本を拒んできましたが、2009年に馬英九政権が資本受け入れを解禁。それから少しずつ中国から資本が入るようになりました。
今年はすでに中国から約130億円分の資本が台湾に流れています。
 
 

2,台湾メディアに親中派が出資
香港のメディア大手の壱伝媒(メディア・ネクスト)が台湾の新聞・テレビ事業の売却を進めている記事です。
壱伝媒(メディア・ネクスト)は2001年に台湾に進出。台湾人がよく見ている新聞「蘋果日報」は壱伝媒が発行しています。
「蘋果日報」は過激なゴシップや中国批判で部数を伸ばし現在約43万部を発行。発行部数は業界2位。またテレビ局「壱電視」も運営しています。
しかしテレビ事業の業績不振から台湾事業から撤退を発表。
 
 
台湾の複数企業が合同で壱伝媒(メディア・ネクスト)に出資をすることが決定。しかし出資先の一つが親中派の蔡衍明率いる旺旺グループなのが問題になっている。
この蔡衍明は台湾ではおなじみの菓子メーカー旺旺の会長。中国市場参入後に成功を収め2008年に台湾メディアを買収。台湾新聞四大紙の一つ「中国時報」やテレビ会社など複数のメディアを持つ台湾最大のメディア企業に成長。今回の出資で台湾新聞四大紙の2紙の実権を握ることが話題になっている。
 
 
この「中国時報」は買収される以前は記事内容が比較的中立(台湾独立派でも中国統一派でも無いこと)だったが、旺旺グループの「中国時報」買収以降、記事の内容がガラリと変わってしまい親中路線の記事が多くなった。
今回の「蘋果日報」買収後も同様になってしまうのではないかという懸念が広がっている。
 



「聯合報」で数日このような報道が続いている。
 
僕は普段「聯合報」(台湾新聞四大紙の一つ)を購入して読んでいる。「聯合報」は同じメディアなのでの壱伝媒(メディア・ネクスト)買収の記事を集中して連日掲載している。内容はこれからの台湾メディアの行き先を懸念しているものばかりだ。
 

僕は中国語の勉強の為に新聞を毎日買って読んでいるけど、実際この騒動の記事は複雑で分かりづらく毎回記事を飛ばしていたのだが、今回日経の記事を読んですごく理解できた。また日経の情報量の凄さを痛感した。今回2日間限定で無料で読み放題だったけど、購入は考えてしまう。毎月4000円で毎日日経が読めるのは魅力的だけど・・・
取り敢えずこれからも「聯合報」を購入して中国語を鍛えていこうと思う。
 
 昨天與今天2天,日本的「日本経済新聞(報紙)電子版」開放以iPad免費閱覽

我住在台灣很久,很久沒有看日本報紙,所以很高興地看報紙

 
 
 
這日本報紙在日本很有名,每個上班族都買看,因為這報紙的針對國際經濟的分析很準,解釋報導又精彩
這兩天日本報紙有一些與台灣相關的報導

 
我想跟大家分享日本報紙的內容


 
 
1,大陸企業入股台灣企業
業績不佳的台灣企業被入股大陸企業,此報導表示,大陸廠商入股台灣的LED製造廠與鳳梨酥製造廠
雖然此次案件對台灣企業較有利,合作後經過大陸公司可進去大陸市場發展以及持續經營,但以別的角度來說,陸資入台後較容易把企業技術被模仿及給大陸吸收台灣的機會
因此別的台灣LED同業說,為什麼沒與台灣同業合作!,此件事情表示,目前台灣與大陸的距離愈來愈接近,我認為未來這種案件越來越多

 
 
台灣政府以前一直拒絕將大陸資本進來台灣,但在2009年馬英九政府開放陸資入台,之後陸陸續續大陸資本進來台灣
今年1億5700萬美金的資本已經進來台灣,這金額比去年的四倍


 
2,台灣媒體大王蔡衍明買壹傳媒
接下來介紹香港大媒體壹傳媒交易案件
壹傳媒在2001年進來台灣,正式登台打天下,台灣人愛看的「蘋果日報」與「壹週刊」為以壹傳媒來出版的
短期之內兩大媒體銷量快速成長,「蘋果日報」的八卦報導跟批判大陸報導受很多台灣人歡迎,目前「蘋果日報」的銷售量高達約43萬份,壹傳媒還有經營「壹電視」
但今年因電視業績不佳,發表要賣「蘋果日報」與「壹週刊」

 
 
 
一些台灣企業都要買「蘋果日報」與「壹週刊」,但其中台灣媒體大王蔡衍明參與壹傳媒交易案件造成很大的反響
蔡衍明是旺旺集團的董事長,旺旺之前進去大陸市場發展後,在2008年旺旺集團買台灣四大報(聯合報,自由時報,蘋果時報,中國時報)的之一「中國時報」,之後陸陸續續買台灣媒體變成台灣媒體大王
一個集團的媒體影響力愈來愈大,就是很恐怖的事情

 
 
 
原來「中國時報」有一定程度之自由派彩色,報社經營權於2008年移轉至蔡家旺旺後,報導立場轉為較為親中
民眾認為「蘋果日報」也與「中國時報」一樣報導立場會轉為親中


 
「聯合報」每天都有這種報導
 
我通常買「聯合報」看報導,最近的報導都是關於蔡家旺旺集團事情而已
我已經看膩了



 
 
為了學習中文每天買台灣報紙,其實此次台灣媒體相關的報導內容太複雜,我看不懂,但看了日本報紙後才能瞭解這些報導的意思
日本報紙的情報量非常多,每天看得到全球的報導
但如果買日本報紙的電子版的話,每月要付4000日幣(1400台幣),太貴了!
我還是買「聯合報」學中文就好了!

昨日と一昨日の2日間限定で「日本経済新聞」が無料でiPadで見ることができました。
台湾生活が長いので久しく日本の新聞、特に日経を視ていませんでした。

昨天與今天2天,日本的「日本経済新聞(報紙)電子版」開放以iPad免費閱覽
我住在台灣很久,很久沒有看日本報紙,所以很高興地看報紙

さすがに日本のサラリーマン必須の新聞。情報量が他紙と違います。
この2日間の記事で台湾関連記事もいくつかありました。

這日本報紙在日本很有名,每個上班族都買看,因為這報紙的針對國際經濟的分析很準,解釋報導又精彩
這兩天日本報紙有一些與台灣相關的報導

気になった記事をご紹介します。
我想跟大家分享日本報紙的內容

1,台湾企業に中国から出資
業績不振の台湾企業が中国企業から出資を受けた記事です。今回の記事では台湾のLED製造会社とお菓子メーカーが中国企業から出資を受けています。
台湾企業からみれば出資を受けて中国市場の開拓や経営の立て直しを図りたい所ですが、同業界の意見では中国(大陸)の出資を受けることで台湾の技術の流失や今後台湾が中国に吸収される架け橋になってしまうのではと懸念されています。台湾の同業界からは「なぜ台湾企業と組まなかったのだ」という意見が出ているのはもっともですがこれも世の流れだと思います。

1,大陸企業入股台灣企業
業績不佳的台灣企業被入股大陸企業,此報導表示,大陸廠商入股台灣的LED製造廠與鳳梨酥製造廠
雖然此次案件對台灣企業較有利,合作後經過大陸公司可進去大陸市場發展以及持續經營,但以別的角度來說,陸資入台後較容易把企業技術被模仿及給大陸吸收台灣的機會
因此別的台灣LED同業說,為什麼沒與台灣同業合作!,此件事情表示,目前台灣與大陸的距離愈來愈接近,我認為未來這種案件越來越多

台湾政府は今まで中国大陸からの資本を拒んできましたが、2009年に馬英九政権が資本受け入れを解禁。それから少しずつ中国から資本が入るようになりました。
今年はすでに中国から約130億円分の資本が台湾に流れています。

台灣政府以前一直拒絕將大陸資本進來台灣,但在2009年馬英九政府開放陸資入台,之後陸陸續續大陸資本進來台灣
今年1億5700萬美金的資本已經進來台灣,這金額比去年的四倍


2,台湾メディアに親中派が出資
香港のメディア大手の壱伝媒(メディア・ネクスト)が台湾の新聞・テレビ事業の売却を進めている記事です。
壱伝媒(メディア・ネクスト)は2001年に台湾に進出。台湾人がよく見ている新聞「蘋果日報」は壱伝媒が発行しています。
「蘋果日報」は過激なゴシップや中国批判で部数を伸ばし現在約43万部を発行。発行部数は業界2位。またテレビ局「壱電視」も運営しています。
しかしテレビ事業の業績不振から台湾事業から撤退を発表。

2,台灣媒體大王蔡衍明買壹傳媒
接下來介紹香港大媒體壹傳媒交易案件
壹傳媒在2001年進來台灣,正式登台打天下,台灣人愛看的「蘋果日報」與「壹週刊」為以壹傳媒來出版的
短期之內兩大媒體銷量快速成長,「蘋果日報」的八卦報導跟批判大陸報導受很多台灣人歡迎,目前「蘋果日報」的銷售量高達約43萬份,壹傳媒還有經營「壹電視」
但今年因電視業績不佳,發表要賣「蘋果日報」與「壹週刊」

台湾の複数企業が合同で壱伝媒(メディア・ネクスト)に出資をすることが決定。しかし出資先の一つが親中派の蔡衍明率いる旺旺グループなのが問題になっている。
この蔡衍明は台湾ではおなじみの菓子メーカー旺旺の会長。中国市場参入後に成功を収め2008年に台湾メディアを買収。台湾新聞四大紙の一つ「中国時報」やテレビ会社など複数のメディアを持つ台湾最大のメディア企業に成長。今回の出資で台湾新聞四大紙の2紙の実権を握ることが話題になっている。

一些台灣企業都要買「蘋果日報」與「壹週刊」,但其中台灣媒體大王蔡衍明參與壹傳媒交易案件造成很大的反響
蔡衍明是旺旺集團的董事長,旺旺之前進去大陸市場發展後,在2008年旺旺集團買台灣四大報(聯合報,自由時報,蘋果時報,中國時報)的之一「中國時報」,之後陸陸續續買台灣媒體變成台灣媒體大王
一個集團的媒體影響力愈來愈大,就是很恐怖的事情

この「中国時報」は買収される以前は記事内容が比較的中立(台湾独立派でも中国統一派でも無いこと)だったが、旺旺グループの「中国時報」買収以降、記事の内容がガラリと変わってしまい親中路線の記事が多くなった。
今回の「蘋果日報」買収後も同様になってしまうのではないかという懸念が広がっている。

原來「中國時報」有一定程度之自由派彩色,報社經營權於2008年移轉至蔡家旺旺後,報導立場轉為較為親中
民眾認為「蘋果日報」也與「中國時報」一樣報導立場會轉為親中

「聯合報」で数日このような報道が続いている。
「聯合報」每天都有這種報導

僕は普段「聯合報」(台湾新聞四大紙の一つ)を購入して読んでいる。「聯合報」は同じメディアなのでの壱伝媒(メディア・ネクスト)買収の記事を集中して連日掲載している。内容はこれからの台湾メディアの行き先を懸念しているものばかりだ。
我通常買「聯合報」看報導,最近的報導都是關於蔡家旺旺集團事情而已
我已經看膩了


僕は中国語の勉強の為に新聞を毎日買って読んでいるけど、実際この騒動の記事は複雑で分かりづらく毎回記事を飛ばしていたのだが、今回日経の記事を読んですごく理解できた。また日経の情報量の凄さを痛感した。今回2日間限定で無料で読み放題だったけど、購入は考えてしまう。毎月4000円で毎日日経が読めるのは魅力的だけど・・・
取り敢えずこれからも「聯合報」を購入して中国語を鍛えていこうと思う。

為了學習中文每天買台灣報紙,其實此次台灣媒體相關的報導內容太複雜,我看不懂,但看了日本報紙後才能瞭解這些報導的意思
日本報紙的情報量非常多,每天看得到全球的報導
但如果買日本報紙的電子版的話,每月要付4000日幣(1400台幣),太貴了!
我還是買「聯合報」學中文就好了!

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