台中生活

台湾での「日本映画」の立場

先週久しぶりに彼女(台湾人)と二人で映画を見てきました。
現在、僕の中国語のレベルでは映画の中国語字幕は読み取れず、映画を見るなら邦画に限られてしまいます。
中国語字幕が読み取れない理由
●字幕のスピードが早い
●口語的な表現やスラングが分からない(教科書や辞書に載っていない)
以前あまり字幕が必要でないアクション洋画を見に行ったのですが、それでも字幕を読むことに集中してしまって、肝心の映画を楽しめませんでした。
そんな僕の苦悩も分からずに彼女は
「いつになったら(二人で)洋画を見に行けるの?」
って言われてしまう始末。
「はい・・・もっと勉強します。」しか言えない。
僕の中国語力はともかく、今回映画を見に行って改めて感じたのは台湾人は洋画が大好き。どこの映画館でも洋画、特にハリウッド映画の人気がすごい。
今回僕達が見に行ったのは湊かなえの「白雪公主殺人事件=白ゆき姫殺人事件」だったのですが、ガラガラでした。まだ上映されて二日目ですよ。※上映時間ギリギリ前でチケットを購入したのですが、楽勝で真ん中の席に座れました。席は3分の1しか埋まってなかった。※台湾では7月18日から上映。
ちなみに現在上映されている「トランスフォーマー4」は行列ができてました。
久しぶりのミステリー映画だったので集中して映画を見ていたのですが、彼女は物語の内容が面白くないらしく、上映中しきりに僕に質問してきました。
●「繭居族」の意味は何? 答え=ひきこもり
●なんで日本のワイドショーはこんなにつまらないの?(男性主人公がワイドショーの製作をしていた)
●日本人はなんでこんなにネット(ツイッター)が大好きなの?(映画の中で主人公達がネットやツイッターをよく使用している)
上映中、他の観客の人達もあまり映画の内容に集中しているようには見えなかった。やはり日本の映画は派手なアクションが多いハリウッド映画より受けが良くないようだ。
そのせいか台湾ではあまり日本の映画は上映されない。ジブリ作品のような大作はもちろん上映されるが、大作以外の作品は台湾には来ない。もちろん「単館映画」なんて話題にもならない。台湾ではニッチな内容より大衆的な内容が好まれるようだ。
映画好きな彼女は今週友達と一緒に※「猿の惑星:新世紀」を見に行くそうだ。洋画を見れない僕は家で地味な邦画(ダビングした)でも楽しむとしようか。
※日本では9月19日から上映上禮拜我和我女友去台中看電影,目前我的中文程度來說無法看日本之外的電影。
因為看不懂中文字幕
●字幕的速度太快
●白話與俚語看不懂(教科書和詞典裡都沒有)
以前我在台灣有看過美國動作片,其實劇情很單純,但字幕的速度太快,跟不上字幕速度,就放棄看字幕,結果,不懂劇情了。
我女友完全不知道我的苦惱,她說「我們何時可去美國片?」
我只好回答「我加油學習中文・・・」
我每次去看電影時感覺到台灣人很喜歡美國片,特別是刺激的動作片。
這次我們看的電影是日本人氣作家「湊佳苗」的作品「白雪公主殺人事件」,那天是上映第二天,但看電影的人很少,我們上映30分前買票,買得到最好的位子,電影開始時看電影的客人是三分之一而已,就是門可羅雀,隔壁的「變形金剛」一直大排長龍,為什麼差這麼多?
我很久沒有看日本的推理電影,我專心看電影時我女友一直問我
●「繭居族」的意思是什麼?
●日本的八卦新聞為什麼這麼無聊?(男主角從事製作八卦新聞公司)
●日本人為什麼這麼喜歡在Twitter上推文?
除了我女友之外其他的看電影的人也有沒有認真看,我認為在台灣像美國片有刺激的作品較受歡迎。
因此在台灣上映的日本片很少,當然超有名的「宮崎駿」系列作品的話,台灣到處都有上映,但一些日本人喜歡的「單館電影=全日本只有一家電影院才上映」絕對不可能來台灣。
※單館電影=以前日本的電影院很多,其中中小的電影院特別選不有名或有味道的電影,為了避免和大規模電影院競爭,結果,在日本看電影的選擇比台灣更多。
我女友這禮拜還要和她朋友去看電影,她說「猩球崛起」聽說很好看,我代替她在家裡要顧小孩,我也想看,如果有日文字幕的話・・・(TдT)

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