台中生活

台湾では食べられない普通のポテトサラダの作り方

台湾に長く住んでいると自分で料理を作りたくなります。というか小さい頃から食べていた料理を突然食べたくなるんですね。そういう欲望はある程度お金があれば解決できます。なぜなら台湾各地には必ず日本人行きつけのお店があるからです。でもそういうお店に行かれる方は経済的に余裕がある駐在員の方かその家族の方だけなんですね。
現地で採用され、現地の人達と同じ条件の収入しか得ていない人間は日本人御用達のお店には行けません。それは価格設定がローカルの価格と雲泥の差があるからです。例えばある日本風居酒屋で「鶏の唐揚げ」が一皿250元だったとします。同じ「鳥の揚げたもの=鹽酥雞」がローカルの屋台では40〜50元で購入できます。またローカルではお弁当が50元から購入できます。つまり居酒屋でおかずを一つ頼む料金とお弁当4〜5個が同じ料金なんですね。おかず一つで4人家族のお腹を満たすことができるのです。
つまりローカルなお給料では上記のような居酒屋さんや日本料理専門店は高嶺の花なんですね。
そういう所でしか母国の料理が食べれない訳ではありません。台湾の町中に溢れる「日本料理=日式」の看板はとても多い。しかしその「日式」は我々日本人から見たら目眩がしそうな味付けなんです。例えば
* ラーメンなのに鰹だしを使用している
* たこ焼きや大阪焼きはとても油がきつい
* 刺し身の内容がマグロ・サーモン・カンパチ・イカ・タコのローテーションのみ
* お寿司のネタが全て加工品
* 味噌汁が甘くて鰹だしがプカプカ浮いている
* カレーの味付けが根本的に違う
書き出したら止まらないのでここまでにしたいと思います。なのでローカルな日本料理はあまり期待できないので、だったら自分で料理したほうがマシだなと気付いて料理をするようになるんですね。しかし台湾の「ワンルーム=套房」にはキッチンなんて所は無いので、僕はただただ料理をするためにアパートに住むようにしているのです。
「なんだよポテトサラダの作り方を書くんじゃないのか!」と怒られてしまいそうなので、そろそろ本題に入りたいと思います。
今回は市場に行って食材を調達しました。費用はこれで100元。

じゃがいもとにんじんの皮を剥きます。


にんじんは小さく切ります。

玉子はアルミホイルに包みます。

これらをお鍋に入れます。水量は具が全部浸かるくらいに。


お鍋の具材ができる間にキュウリを切っておきます。切ったら塩をふって水気を取ります。


玉ねぎ2分の1をみじん切り。

じゃがいもに箸を刺して柔らかくなったかを確かめます。

じゃがいもが柔らかくなったらお鍋の中のお湯を捨てます。

玉子を取り出して、じゃがいもを潰します。


じゃがいもがほぐれたら、玉ねぎを入れます。

玉子は殻を剥いてカットして入れます。

混ぜるとポテサラらしい色になりました。

日本のマヨネーズを入れます。(台湾のはNG)

お酢を入れます。

最後にキュウリを入れます。

これでポテトサラダのできあがり!


上記した日本料理店だと一皿200元くらいする「ポテサラ」ですが、自分で作ると100元ちょっとで出来てしまいます。しかも7〜8皿分はあるんじゃないでしょうか。やはり料理は自分で作ったものが美味しいですよね。
材料も安く手に入りやすいものばかりなのでお勧めです。
特別な物は要らないただ自分の口にあったものが一番。住台灣很久有時候突然會想自己煮菜,想到從小一直吃的故鄉味道,這些慾望由花錢就較容易解決,因為台灣隨處都有受居留台灣的日本人歡迎的日本料理店,但只有從日本派過來的高收入的人和一起過來台灣的家人才可去這種專門店。
被當地企業錄用的日本人不能去這種日本料理店,因為這些日本人的收入與當地員工的差不多,而且日本料理專門店的價格比一般台灣餐廳的價格就是判若雲泥,例如日本料理店提供的「炸雞=鶏の唐揚げ」是一盤250元,如果去買一般攤位提供的「鹽酥雞」的話,一份只要40〜50元而已,而且有些平價餐廳的一個便當只要50〜70元,總而言之,在日本料理店點一盤菜的價格和一般家庭(四個人)的一餐價格差不多。
總之,在台灣收到當地企業的薪水的狀況下,去這種日本料理店享受日本當地口味,是可望而不可及的。
其實除了這種日本料理店之外,還有些提供日本料理的餐廳,因為台灣到處都有「日式」的看板,但對日本人而言,這種「日式」餐廳提供的料理是使人受不了的味道,例如
* 以柴魚製作拉麵的高湯(一般使用豚骨)
* 章魚燒與大阪燒這種用鐵板的小吃很油膩
* 生魚片的種類只有「鮪魚,鮭魚,青甘魚,魷魚,章魚」而已
* 壽司的菜料都是加工的(沒有海鮮類)
* 味增湯太甜了,而且湯裡由柴魚片
* 咖喱的口味和日本完全不一樣
這些事情一開始寫就停不下來,結果,不能期待當地的「日式」餐廳,有一天發覺與其去當地的「日式」餐廳,不如親自煮菜較好。因為台灣的套房沒有廚房,所以為了自己煮菜,我一直住公寓或透天房子。
你應該想到「這次不是介紹馬鈴薯沙拉的做法嗎?」因此回到本題上來。
我去菜市場買了這些蔬菜,總共約100元。

剝馬鈴薯與紅蘿蔔的皮。


紅蘿蔔切小片。

把雞蛋用鋁箔紙包起來。

所有的食材放進鍋子裡,水量是淹滿食材就可以了。


接下來黃瓜切小片,切好後和鹽巴醃一會兒後攪拌,擠出多餘的水分。


洋蔥切碎。

用筷子刺到馬鈴薯,馬鈴薯煮熟就好了。

鍋子裡的熱水丟掉。

將雞蛋拿出來後馬鈴薯壓碎。


馬鈴薯趁熱放入洋蔥攪拌,這樣洋蔥的辣味可取掉。

放入切好的雞蛋。

攪拌後沙拉的顏色變黃色。

加入日本的美乃滋,不准用台灣的。

加入白醋。

最後放入黃瓜小片。

馬鈴薯沙拉完成了!


如果去專門日本料理店點一盤馬鈴薯沙拉應該需要200元,但親自下廚煮菜的話,只要100元(不含調味料與水電費)可做7〜8份的沙拉,我覺得自己煮菜較好吃。
其實最近颱風的關係蔬菜價格較貴,但這些蔬菜只要100元買得到。
不需要豪華奢侈的食物,最重要就是要合自己的口味就好。

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