人とのつながり

沙鹿に溶け込み中

彼女のお店が6月にオープンしてからはお店がある沙鹿(台中市沙鹿区)が僕の生活の拠点となっている。
この沙鹿には縁がある。7年前に台灣に来た当初は台中市内に数ヶ月ほど住んでいたけど、東海大学に通学するには遠くて、親しい友達が住んでいたこともあって沙鹿に越してきたのだ。
それから1年近く沙鹿に住んだ後、仕事がみつかり沙鹿を離れた。
当時沙鹿の学生用ワンルームに住んでいた。沙鹿には靜宜大学と宏光大学の2つの大学があるので学生用のワンルームがたくさんある。(今現在さらに増加中)
友達の助けもあって、いろいろ物件を見て回って自分の好みにあった部屋を見つけることができた。
沙鹿に引っ越してからは、東海大学で授業を受けた後昼食を取り、午後は日本語の家庭教師をして生活費を捻出していた。
僕が住んでいた部屋から歩いて数分の所に食堂があり、その食堂に毎日顔を出していたら、お店の老闆と老闆娘が僕を家族のように接してくれて毎日一緒に食事をしたり、お店が休みの時は家に呼んでくれて老闆自慢の畑で採れた野菜や果物をよくご馳走になった。旧正月も一緒に過ごして、台灣の正月の過ごし方を色々教えてくれたのだ。
沙鹿を離れた後も老闆ご家族と連絡をとっていたし、自転車(ロードバイク)を始めてからは練習がてらに仕事が終わった後よく沙鹿まで走り、老闆の店で食事した。
今の彼女と出会ったのもこのお店がきっかけだったのだ。
去年の秋、いつもの様に会社から帰宅後ロードバイクに乗り沙鹿で食事をしていたら、見知らぬ車が店の前で止まった。いつもは自由奔放な老闆がその車を見た途端、顔つきが変わり車に近づいて車内の人物を迎えた。誰に対しても不変な老闆が少し強張った顔をしているのがおかしく感じたと同時に一体誰なんだろう?という好奇心が体から湧いてきた。
車から出てきた人物は初老の男性。非常に穏やかな表情をしているが、独特な雰囲気を醸し出している。老闆からとても有名な中藥(漢方薬)の先生だと紹介され名刺を頂いた。名前は”黄さん”。普段とても忙しくて台灣中を駆け回っているらしい。
黄さんはよくいる台灣人のようなお喋り好きではなく、相手の話をじっくり聞いてからご自身の話をするタイプの方だ。僕らは色々な話題で話し合った後、黄さんから自分に付き合っている人がいるかを聞かれ、今はいないと答えたら、黄さんの乾女兒(娘のように可愛がっている女性)を紹介してあげると言われた。驚いたけどこの人の話なら信じていいかもなと思ったので紹介してもらったのが今付き合っている彼女なのだ。
そして先月その彼女が北勢東路にお店を開いた。オープンして約2ヶ月が過ぎた。店のスタッフの若い子達もだいぶ慣れたと思う。彼女とボクと天使(彼女の娘)と若いスタッフ達でお店を盛り上げていきたい。
先週お店の大家さんが友達を紹介してくれて、その方が所有している家が先月まで学生達に貸していたけど先月その子達が卒業(台湾の大学は6月卒業)して今は誰も住んでいないから安く貸してあげると言われた。その一軒家から店まで歩いて5分。天使の学校まで歩いてこれまた5分と非常に便利で、僕達と一緒に人生経験豊富な黄さんも家を見てくれてこれはいい物件だと言ってくれたので住むことに決めました。
お店の大家さんの友人である新しい家の大家さんも良い人で、9月からの契約をしたのに「好きにしていいよ」ということで鍵をその場で渡してくれて(9月までのひと月ちょっと無料)、家にある家具(ソファ・タンス・ベッドその他)は壊しても請求しないから好きにしていいよと言ってくれました。
こういう事が度々起きるとボクはこの沙鹿に縁があるんだなあとつくづく感じてしまう。次はどういう展開が起きるのだろうか?
店1
彼女の友達が子供を連れて着たのでボクはチョコレートを使って仲良くしようと試みた。
店2
成功!

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