台中の美味しいもの

ワケありの65元牛肉麵「開開看牛肉麵:台中」

今回紹介するのは地味な牛肉麺のお店。
普通牛肉麺は80〜100元くらいするのですが、その店は1杯65元で販売しているとか。一体どんな牛肉麺が食べられるのでしょうか?
文心路と崇德路の交差点近くにある小さい路地を入るとお店「開開看牛肉麵」が見えます。

店内は色んなモノがそのまま置いてあってあまり牛肉麺のお店に見えない。



メニューを見ると「蔥燒牛肉麵65元」って書いてある。
さっそく「蔥燒牛肉麵」を頼みました。

10分後に「蔥燒牛肉麵」が来ました。

麺は白い麺で歯ごたえは普通。

牛肉は柔らかく美味しい。

スープも普通の牛肉から作っているスープです。

牛肉麺だけではお腹がたまらないので「滷味」も頼んでしまった。
豆干・卵・内臓の「滷味」で100元。

内臓が美味しい。お酒が飲みたくなる。

この「滷味」に付いてくる”タレ”が美味しい。ニンニクをベースにしたタレをつけて食べるとさらに美味しい。

今回なぜこの店を紹介したのかと言うと、昨年この店はテレビや新聞でニュースになったからです。
「癡情牛肉麵 堅持賣65元」=「愛する人との約束を今も、牛肉麺1杯65元」
http://www.appledaily.com.tw/appledaily/article/headline/20130423/34970133/

記事を日本語に訳すと(僕なりの解釈で翻訳しています)
※このお店の店主黄さんは4年前台北で経営していた工場を畳み、その後台中に移り住み牛肉麺のお店を開きました。ある日,食材を買う時に行くお店で働く邵さんと出会います。二人はすぐに意気投合し、付き合い始めました。そして1年後結婚を決意します。(この時黄さんは56歳、邵さんは50歳)
しかし、結婚式の一ヶ月前邵さんは交通事故で亡くなってしまいます。黄さんは失意のどん底に落とされました。深い悲しみのあまり一度は邵さんの事を忘れてしまおうと思いましたが、そんな時彼女が言った言葉が頭をよぎりました。「お金持ちはいつでも美味しいものを食べることができるけど、普通の暮らしをしている人は高い食べ物はなかなか食べられないから、あなたは牛肉麺を65元で販売するべきよ」。
それから黄さんはお店を今の場所に移し、「蔥燒牛肉麵」を65元で販売しました。お店は小さいですが一日60〜80杯ほど売れるようになりました。この3年間で牛肉の価格が値上ってしまいましたが、黄さんは邵さんとの約束を守り、3年間は値段を上げませんでした。
記事は去年(2013年4月)の内容ですが、今回(2014年6月)行った時でも「蔥燒牛肉麵」は65元で売られていました。店主黄さんと邵さんとの約束は今も続いているようです。
65元という良心的な価格で販売されている牛肉麺。65元という値段の裏側にはこういうドラマがあったんですね。もし興味がある方、近くにお住まいの方は一度行ってみてはいかかでしょうか。
開開看牛肉麵
台中市文昌東六街121號
營業時間:11:00-14:00/17:30-20:00
週日店休
[map addr=“台中市文昌東六街121號 " width="100%" height="300px”]在台灣一般牛肉麵的價格是一碗80~100元,真是不便宜的食物之一,這次我想介紹一碗65元的牛肉麵。
進去文心路和崇德路路口附近的小巷子就看到一家餐廳,這家餐廳的店名是「開開看牛肉麵」。

這家店裡有很多東西,沒有像一般餐廳的清潔感。



發現菜單裡有「蔥燒牛肉麵65元」,我點了65元牛肉麵。

十分鐘後「蔥燒牛肉麵」來了!

白色的麵口感和一般店的差不多。

牛肉又嫩又好吃。

牛肉湯也是和一般店的差不多。

因為吃一碗麵會吃不飽,因此點了「滷味」,豆干,雞蛋和大腸總共100元。

大腸很好吃,使我想喝酒。

我覺得這家最好吃的就是付滷味的醬汁,有蒜頭的味道,沾醬汁吃滷味更好吃!

為什麼這次介紹這家呢?因為去年很多媒體介紹這家。
「癡情牛肉麵 堅持賣65元」
http://www.appledaily.com.tw/appledaily/article/headline/20130423/34970133/

以下蘋果報導的報導
「台中一家位於文昌東六街的牛肉麵店「開開看」,老闆黃志榮三年來堅持不漲價,蔥燒牛肉麵一碗只要六十五元;原來,這是一碗「傷心牛肉麵」,因其女友生前希望讓更多民眾享用美味,要他不可漲價,黃男在女友逝世後決定信守承諾三年。如今期限已過,黃男有意歇業,卻讓許多老饕不捨,在網路發起「搶救」的活動。
黃志榮(五十九歲)說,四年前收掉台北工廠獨自到台中賣牛肉麵,有次買東西認識小他六歲、開超市的邵姓女友,兩人一見鍾情,交往一年多決定步上紅毯,不料,在結婚前一個月,女友車禍身亡。
黃志榮說,女友驟逝對他打擊很大,一度想離開傷心地,但想起女友曾說:「有錢人吃好的太容易,一般老百姓吃貴一點會心痛,你一碗牛肉麵就賣六十五元好了。」
老顧客都叫他漲
黃志榮於是結束原在力行路店面,改到文昌東六街開店,最便宜的蔥燒牛肉麵就訂為六十五元。
儘管如此,黃志榮說,客人最常點的卻是八十五元的紅燒牛肉麵;雖店面小,但他一天最少可賣六十至八十碗,其中,有一半以上都是老主顧。
黃志榮還說,三年來牛肉從每斤一百二十元漲到一百六十元,許多老顧客都叫他漲價,但他都說,就算牛肉一斤漲到五百元,三年內他也不會漲價。
愛情故事「感動」
不過,三年期限已在本月過了,他決定九月歇業後到台北賣牛肉麵證明手藝,「兩年後一定回台中繼續陪伴女友、開牛肉麵店。」有不少老客人不捨,在PTT發文希望黃能留下來,獲不少迴響。
顧客劉小姐說:「外面牛肉麵一碗至少八、九十元,這裡便宜又好吃,每周都光顧五、六次。」她聽老闆的愛情故事後直呼「好感動」,也期待老闆以後再回來開店
(蘋果日報2013年4月23日的報導)
沒想到65元的牛肉麵有使人感動的愛情故事,如果看到這篇文章後對這家有興趣的話去這家吃看看一碗65元的「癡情牛肉麵」!
開開看牛肉麵
台中市文昌東六街121號
營業時間:11:00-14:00/17:30-20:00
週日店休
[map addr=“台中市文昌東六街121號 " width="100%" height="300px”]

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