先週の土曜日バイクに乗って桃園に行きトライアスロン大会を見に行きました。
あらかじめグーグルの地図で道を確認していたので、迷わずに会場に行けたのですが遠かったです。台中から台三線をずっと北上して時間にして3時間半くらいでしょうか。思ったより時間がかかりました。
午後1時スタートだったので、家を10時過ぎに出たんですけど間に合いませんでした。山道だったので結構飛ばしたんですけどね。会場に着いた頃にはトップ集団が泳ぎ終わり、自転車に乗り込むところでした。
今までただ大会に出場してみたいと思っていただけなので、大会に向けてどんな準備をすればいいのか、どんな練習をすればいいか全然分かっていませんでした。
実際に大会にエントリーしている選手を直に見て、彼らがどんな準備をしていて、どんな風に泳いでこいで走っているのかを見れたのはよかったです。大会の雰囲気も分かりましたしね。
今回見たのは大会の1日目でハーフトライアスロンです。距離はスイム750 m、バイク20 km、ラン5 km。個人エントリーとチームエントリー(一人一種目)が一緒に走ります。
自転車仲間がチームで出場している事を前日に知り、広い会場で運良く彼らを見つけることができたので声をかけに行きました。一人は男性でバイク担当、一人は女性でランを担当。仲間の一人がまだスイムから帰ってきてないみたいで少し話をすることができました。
トライアスロンは会場中央に「轉換區」という場所が設けられていて、そのエリア内に番号順に場所が与えられていて、その限られたスペースにみんな自転車や靴、着替えなどを置いています。そしてスイムからバイク、バイクからランに切り替える時は必ずそのエリアまで行って着替えたり靴を履いたりします。
そのエリアでは自転車を乗れません。必ず手で引かないとダメなのです。そしてスタートラインを超えてからようやく乗車できるのです。ビンディングシューズ(靴の底にペダルに装着する金具が着いている)を履いている人はそこまで行くのに不利なので、クリート(底にある金具)にカバーをして歩くか、フラットペダルを装着して普通のシューズで自転車をこぐかになりそうです。強者はペダルにシューズをはめたままで、裸足でスタートまで歩きます。ビンディングシューズを片手で持ってもう片手で自転車を持っている人もいました。
スイムからバイクに切り替えるときのウェアーも人によって違います。ある人は水着でそのままバイクに乗ってしまいます。ある人はちゃんとパットがあるレーパン(自転車用ウェア)を上に履いてから乗ります。バイクからランもある人はちゃんとTシャツに着替えてますからね。スタイルは人それぞれです。
1日目は距離が短くチームエントリーであればそんなに練習しない人でも参加できる内容なので雰囲気はけっこうリラックスした感じでした。スイムだとずっと平泳ぎで泳いでいた人や浮き具を装着している人、バイクではマウンテンバイクや折り畳み自転車に乗っている人、ランではシューズではなくサンダルを履いて走っている人などそれは様々です。この辺はさすが台湾人といったところでしょうか。日本人だと色々考えて装備や練習をしっかりしてからエントリーする人が多いでしょうから。(僕も頭でっかちなのでそういうタイプです)
大会を見終わった後自分もこういう場で泳いだり走ったりしてみたいと強く思いました。今後の練習に向けてモチベーションが上がりますね。レースをシュミレーションしながらの練習も楽しそうです。
帰りは同じ道を走るのは嫌だったので、台一線まで出て台中に帰りました。すごい遠回りになってしまって5時間以上もかかってしまった。
大会で会った友達に「なんで一人でこんな遠いところまでバイクで来てるの?」ってみんなから言われたけど・・・「だって来たかったから」と答えると「早く一緒に来てくれる彼女を見つけろ!」「いつまでも一人はまずいだろ」って散々言われてしまいました。容赦ないですね・・・
ダムの中での開催
泳ぎきった選手達
自転車を押しながら走ります
スタートラインを超えないとダメです
バイクは左折、ランは右折です。看板が無いからわかりにくい・・・
係員が方向を指示してくれるのですが、中国語が理解できない外国人選手はどっちに曲がったらいいか分からないでしょうね
トライアスロンを初めて見た!