台中ローカルスポット

鉄道倉庫が今やアートの空間になっていた「20番倉庫」

台中駅近くに芸術スポットがあると聞いて行って来ました。
台中駅付近といえば、バスターミナルや台中で一番大きい市場「建国市場」、外国人労働者の溜まり場「第一広場」などがあってゴチャゴチャしているイメージがあります。
そんなところに芸術に関連する場所があるんでしょうか?
台中駅近くでこんなポスターを発見!

ポスターの矢印に沿って歩くとまた大きなポスターが。

矢印の先は「台中駅後方入り口」。

改札まで歩いて左折すると・・・。

駅の端っこに小さい矢印が!これって非常に分り辛いんですけど。

駅の構内を進むと白い倉庫が見えた。上に20って書いてある。

ここが「20番倉庫」なんですね。

建物の中に入るとテーブルと椅子があって休める。壁には絵が飾られている。

建物の奥に入ると大きな空間が。ここでは定期的に展示会が行われているようだ。
ちょっと覗いてみましょう。

ロボットの絵。

ガラスの容器に顔を突っ込んだクジラ。

角が血管になっている鹿かな?

どの作品も独自の雰囲気をもっている。シュールだ。

それではその他の倉庫にも行ってみましょう。
台中駅倉庫は線路沿いに幾つかの倉庫が建ち並んでいる。

この倉庫は木工教室になっているようだ。門が閉まっていた。

この倉庫は入り口が開いているので入ってみよう。

倉庫独特のうす暗さの中にアトリエがある。

何人かの芸術家が共同で作品を展示しているようだ。
若いアーティストの親御さんだろうか、懸命に自分の息子の作品を紹介していた。
家族が出てきて子供達の作品を紹介するなんて日本では有り得ないだろうな。

壁に製作者のプロフィールが貼られている。

隣の倉庫はちょっと地味だ。

ここは何を製作しているのだ?

答えはアクセサリーの製造でした。先生が一般向けに作業現場を開放しているのです。

生徒達が一般の人に紛れて先生の授業を聞いていました。
先生は一つ一つの工程を熱心に教えていました。こうやって一工程ずつ見ることができるので分かり易い。

火を使って溶接しています。


教室にポスターがありました。「技術はここで成熟される」と書いてある。

一番端にある倉庫まで来ました。

ここは完全にアトリエになっている。
芸術家の方が1人で黙々と製作に励んでいたので中に入れなかった。というか中に入って製作の邪魔をしてはいけないオーラが出ていました。

無断で写真を撮るのが申し訳なかったので、「すいません。写真を撮っても良いですか?」と尋ねたら難しそうな顔で頷いてくれました。

この方の作品がこの倉庫の中で一番精彩を放っていました。この方が今後展示会を開くのであれば、行ってゆっくり見てみたいなと思わせる作品ばかり。

この日は沢山の作品を見ることができました。台中駅の倉庫にこんな空間があるなんて。
昔の建物を利用し、今風のアートスタジオを創ってしまったアイデアに脱帽です。
以前訪れた「忠信市場 」もそうでしたが、若い人達が自分を表現する場所が増えているように思います。
アイデアや才能があれば、自分を表現する空間がきっとあるはず。そんな時代に到達したのではないでしょうか。
僕もいつかはこのブログでやって来たことをこういう空間を使って表現してみたいと思いました。いつになるか分かりませんが、考え始めるとワクワクしてきます。そういう「想像」が「創造」を生み出すのでしょう。良い時代になりました。
20號倉庫
台中市東區復興路四段37巷6之1號
[map addr="台中市東區復興路四段37巷6之1號 " width="100%" height="300px"]聽說台中火車站附近有一個藝術景點,我對台中火車站的影響就是由很多客運站,台中最大的市場「建國市場」和外勞集散地「第一廣場」這些人山人海的地方做成人滿為患的環境,這種地方究竟有沒有與藝術有關的景點?
在台中火車站附近看到這種海報。

按照海報指示的箭頭方向走看到另外一張海報。

箭頭的方向就是「台中後站」。

進去火車站裡面後,剪票處前面左轉。

火車站的角落有一張小小的海報,海報表示需要再進去。

經過車站看到一間白色的倉庫,建築上面有寫著“20”。

終於到「20號倉庫」。

進去建築裡面看到一個可休息的空間,幾張繪畫掛在牆上展示。

建築裡面有大空間,當時現場舉辦展示會,進去看一下。

機械人的畫圖。

將臉進去玻璃容器的鯨魚。

全身像心臟形狀的鹿。

每個作品都有獨特的感覺,蠻有藝術的氣息。

我去了另外的倉庫,這些倉庫群均是沿著火車道配置。

這倉庫是一個木工教室,沒有開門。

隔壁的倉庫有開門,進去看看。

在倉庫獨特的昏暗空間中有一間工房。

好像幾個藝術家共同展示作品,似乎幾個藝術家的家族出面拚命介紹自己兒女的作品,父母很早要兒女獨立觀念很強的日本,不會發生這種事情。

他們介紹的資料掛在牆上。

這倉庫門口很樸素。

這空間是製造什麼東西呢?

這裡就是「流行飾品製作培訓班」,老師公開教學。

學生與一班人一起用心地聽老師的話,老師也把每一個過程熱情地教學生,老師給大家看每個過程,這樣較容易瞭解製作過程。

焊接過程也教。


教室裡有貼著一張海報,海報裡寫著「一技之長,在這裡成就」。

走到最旁邊的倉庫。

這倉庫是單純的工房,在倉庫裡的一個藝術家沈默寡言地製作作品,倉庫裡充滿嚴肅氣氛,不令我進去倉庫裡。

我不幹擅自拍照他與他的作品,我先問他「不好意思,可不可以讓我拍照?」,他持續著嚴肅的表情點頭。

我覺得那天看到的一些作品中,他的作品較有精彩,他如果將來會舉辦他的展示會,我想去看他的作品。

那天看到很多藝術作品,未料台中火車站裡有這種空間。
利用舊建築改造成現代藝術景點,這種創意讓我肅然起敬。
我來這裡的時候,就想起來以前我去過的「忠信市場 (舊市場變成藝術街頭)」,我認為年輕人讓自己表現的地方愈來愈多。
如果你有主意與才能,一定有使自己表現的空間,演出自我的時代到了!
我也想有一天將在自己的部落格上表現的事情以這種藝術空間來演出,雖然不知道何時會實現,但一開始想到此件事情,就心情會興奮。
這樣的「想象與創意」做成一個「作品」。
20號倉庫
台中市東區復興路四段37巷6之1號
[map addr="台中市東區復興路四段37巷6之1號 " width="100%" height="300px"]

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