人とのつながり 帰国日記

おぼえているよ

今日9月24日は弟の23回目の命日です。
久しぶりに命日当日にお墓参りにいけました。ここ数年は帰国した時に行けるくらいでしたから。
弟は生まれた時にすでに心臓に問題がありました。何度か手術をしたのですが、生まれて7日目にこの世を去ってしまいました。
僕は当時中学1年生でその7日間のことをよく覚えています。親父は弟が地元の病院から有名な小児科病院まで転院するのを付き添い、さらに知り合いに連絡をして出術に必要な血液を集めていました。母は地元の病院で弟の安否を心配していたと思います。妹はまだ小学2年生であまりはっきり覚えていないそうです。
今でも家族で弟のことを話します。もうずいぶん月日が経っているのですが、やはり家族ですからね。
お供え物も結構変化してきました。10年前はフルーツやお菓子などをお供えましたが、弟が20歳を超えたらお酒を供えるようになりました。今日はチュウハイとビールを墓にかけて残りを僕が飲みました。
弟にはいつも何十年かして僕がそっちに行ったら、一緒に飲んでゆっくり話そうと言ってます。あと僕が当時13歳だった頃に弟ができたらキャッチボールを一緒にしたかったので、キャッチボールもやりたいですね。
今も天国で家族を見守ってくれていると思います。そう思うとうれしく思うのです。
僕が生きている限り弟は僕の心の中で共に生きているのです。だから僕はいつもお墓に行って顔を出していつまでも覚えているよ、と弟に話しかけるのです。これからもずっと。
お墓参り1

-人とのつながり, 帰国日記