バックパッカーをしていた時に知り合ったI君に会いに京都に行ってきた。
久しぶりの京都は楽しかった。お寺でのんびりとした時間を過ごしたり、鴨川を自転車で走ったりした。一番楽しかったのはI君と再会したことだった。
I君は去年台湾に観光ついでに台中の僕の家に来てくれた。僕たちは毎日酒を飲みながら色々話し合った。そして次回は僕が京都に行くよと言って別れた。
I君の家を訪れるのは久しぶりだ。もう7~8年前になるだろうか。前は犬と猫を飼っていたが、今は猫だけ4匹が家の中を歩き回っていた。
今I君の家で生活しているのはI君と彼のお兄さんS兄さんだけだ。今回初めてS兄さんとお会いしたが、とても優しく僕を迎えてくれた。S兄さんは年齢が僕の一つ上でI君は僕の一つ下なので、僕らはほぼ同世代として話が盛り上がった。
二人とも現在は仕事をしていないので夜はのんびり飲むことができた。毎晩夜中2時過ぎまで飲んでいた。それだけ話ができたことが嬉しかった。
僕は京都の友人は彼らしか知らないけど、彼らの生き方は東京の人とは違ったその風土にあったペースで生活をしている。僕はそんな彼らが大好きでそんな京都が大好きなのだ。
3日目の夜、二人は夜行バスで福岡まで行く僕を京都駅まで送ってくれた。S兄さんが最後に「楽しかった。また遊びに来なよ。俺もそっち(台湾)いくからさ。」と言ってくれた。その言葉がとても嬉しくてジーンときた。
今回の旅で旅に必要なのはその地域でしか見れない景色や名所を見るのではなくて、その場所で生活している人と交流してその土地を体感することが大切なんだと思った。それを愛すべき友人が教えてくれた。
迎えてくれるひとがいる、それが有難い。
当時I君とカンボジアのアンコールワットを観光していた時に出会った現地の女の子とI君の写真
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京都での再会